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‘18 今年もよろしくお願い申し上げます



あけましておめでとうございます。

「不思議な偶然」ともいえる出来事によく遭遇します。
新年早々に、こんなことがありました。

元旦に届いた一枚の年賀状に書かれていた内容が、なぜか昨年来わたしが取り組んできた事柄にまるで呼応しているかのようで、思わず驚いてしまったのです。その一枚とは、故郷で設計事務所を営む従兄弟からの年賀状。
「歴史的な事業に携わること、その誇りと責任と」と題した文面に、昨年夏、鳥海山大物忌神社(鳥海山山頂の神社)で20年に一度の「本殿式年遷座祭」が執り行われ、当事務所が40年前から携わっている造営の設計監理を、今回も無事終えたと書かれていました。
鳥海山山頂という場所柄、本殿は小規模ながらも、伊勢神宮より拝領した貴重な檜(ヒノキ)の古材を再加工して、ヘリコプターで標高2236mの山頂まで運び、そして組み立てるという、当に20年に一度の歴史的プロジェクト。そこに40年に渡り携われたという技術者としての矜持が伝わってくる年賀状でした。

一方わたしはといえば、ある古文書から偶然知り得たファミリヒストリーの断片を契機に、鳥海山の山岳信仰と修験道の世界に惹かれ、その関連書物を読み漁り、ついには昨夏、出羽三山における修験道の行を体験。
しかもこの一連の流れが、20年に一度に執り行われる鳥海山大物忌神社「本殿式年遷座祭」という年に、実はしっかりと呼応していたことを、こうして従兄弟からの年賀状で教えられたのです。

ふと立ち止まり、この「不思議な偶然」を享受するのはもちろんですが、一連の流れに抗うことなく、素直に流れに掉さしてきたことに、なぜかほっとする自分もいたりします。
「不思議な偶然」は待てば得られるというものではなく、直感と好奇心の赴くままに前へ歩むことで得られるということ。さらには、そうすることで、広い縁起の「繋がり」に自分が包摂されていることに気づかされてゆくものかもしれません。
ならば、今年も新たな「繋がり」を求めて、日々精進していきたいと思っているところです。(了)
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