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第14話:安神堂の「七福神」



平成10年の開院以来、治療室の一角を飾っている「七福神」を紹介します。
現在は高知に転勤されたAさんのお勧めで、洗足池の「こうえつ庵」さんから購入したもの。たしか美濃焼の女性陶芸家の作品と聞いています。

宝船に乗った七福神の絵でおなじみの「七福神信仰」は江戸時代に流行。
中国・インド・日本出身の元々アウトローだった神たちを、笑いの神にしたとか。
竹林の七賢人のような哲学はないけど、気楽で自由で満ち足りたインターナショナルな平和共存ムードは十分満載しています。

上列左から中国は道教と禅出身の「福禄寿」「寿老人」「布袋」
前列左からインドはバラモン教出身の「毘沙門天」「大黒天」「弁天」
そしてその右端が日本の固有神「恵比寿」です。
よくみると中国出身のお三方がみな眉毛が白く差別化されています。

三国の神々はみな平等で楽しく遊ぶ様から、梅原猛は七福神を「平和共存遊び曼荼羅」と呼んでいます。笑いの知恵によってみんなが健康になり、平和な世の中になればとの願いが込められています。

※梅原猛著『仏像のこころ』集英社文庫(87年)
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