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第88話:筋肉をつかう診断法「FMテスト」(1/4)

~「FMテスト」の概要~

◆「FMテスト」とは
「FMテスト」とは、さまざまの身体情報を受信するためのオリジナルの診断法です。この診断法は道具を一切使わず、施術者の手指(Finger)と被検者の筋肉(Muscle)だけを使うことから「FMテスト」と命名しています。このうち施術者の手指(Finger)には2つの役割があり、左手指(第3指)は対象物に触るセンサー(感知器)の役割、そして右手指3本(第2~4指)は被検者の筋肉(腕橈骨筋)を触診して反応を窺うテスター(検知器)としての役割を持ちます。

  左手指    =センサー(感知器) ⇒ 対象物に触れて情報を入力
  右手指3本  =テスター(検知器) ⇒ 被検者の筋肉から応答が出力

これまで試行錯誤を重ねた結果、「FMテスト」ができることは、大きく分けて以下の2つがあります。

  【1】主要診断(経絡診断、気のありよう、情志のありようなどを診る)
  【2】経穴診断(治療すべきツボを探し、正確な位置までを決める)

今回は「FMテスト」の概要について、少し専門的な内容になりますが、順を追って説明していきます。

◆「FMテスト」の実際例


                    【写真A】

上の【写真A】を使って実際の「FMテスト」を説明します。これは、経絡治療における要穴(大事なツボ)の正確な位置を「FMテスト」で割り出すところです。わたしの左手指(第3指)は、患者さんの右足にある脾経のツボ「太白」を触り、わたしの右手指3本は患者さんの左腕橈骨筋を軽く握るように触診しています。(但し、患者さんを既に「脾虚証」と診断しています。)

センサーである左手指(第3指)をツボ「太白」周辺の皮膚に軽く当て、ゆっくりスライドさせます。と同時にテスターである右手指(第2~4指)を患者さんの左腕橈骨筋に当て、筋肉の走行に対して直角方向に軽く「グリッ・グリッ」と弾くように触診します。この場合、右手指(第2~4指)の触診がぶれないように、親指(第1指)を下から挟むように支えています。

そこで何を診るかというと、左手指で経穴にさわったときの右手指に感じる筋肉の微妙な変化です。ある特定の位置を触ったときに、腕橈骨筋がストンと弛んでしまう瞬間があります。その弛むポイントこそが反応している経穴(この場合は「太白」)の正しい位置なのです。

FMテストは、このように筋肉が「弛む」「弛まない」とする現象を利用した診断法です。患者さんの筋肉が「弛む」「弛まない」という反応は、そのまま「適(Yes)」「不適(No)」の反応になります。【写真A】の場合は、反応経穴を捉えるのが目的ですが、左手指が触る対象を変えれば、いろいろな診断法に使えるということです。つまり「FMテスト」は、筋肉と会話することで、患者さんの身体情報を「Yes」か「No」かのデジタル信号として受信できる診断法といえるのです。
   筋肉が「弛む」    ⇒「適(Yes)」の身体反応
   筋肉が「弛まない」 ⇒「不適(No)」の身体反応
                                           (つづく)
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